目の高さ Eye Level(専門的にはELと表記)

目の高さとは、対象をまっすぐに見たときの画家の目線の高さを横切る想像上の基準線です。 一般には目の高さは水平線や地平線と呼ばれていますが、水平線や地平線はいつも見えるとは限りません。このため、遠近法について説明する場合は「水平線・地平線」という言葉を使わずにどのような場合にも当てはまる「目の高さ」という言葉を使います。

絵を描くときに目の高さを設定することは、極めて重要なことです。遠近法では画面 の全てのものが目の高さとの関係で描かれるからです。

視錐

私たちはあるものに焦点をあわせていても、視野には他のものも入ってきます。ですから、かなり広範囲を認識できているように感じるかもしれませんが、実際に視線を動かさずに認識できている視野角度は意外に狭いものです。 遠近法では、この視野の角度のことを“視錐”といいます。

また、遠近法では、この視錐は60度以内であることが通常です。この視野角度内のも のであれば、遠近法によって違和感なく描くことができます。

視錐

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